透明感のある肌へと導いてくれる「ピーリング」
美肌作りのために自宅でセルフケアを行っている方もいるでしょう。
ピーリング剤は市販されているものもありますが、自宅で手作りできると便利ですよね。
添加物をいれなくて済みますし、それだけ肌にやさしくケアすることができます。
この記事では、ピーリングを自宅で手作りする方法についてまとめました。
目次
ピーリングとは
そもそもピーリングとはなんなのか簡単に説明していきますね。
ピーリングは肌に残った古い角質をやわらかくして取りのぞいていく美容法です。
ジェルやクリームに配合されている成分で角質をやわらかくしていくんですね。
あとは洗顔の要領で角質を落とし、毛穴の黒ずみやくすみの改善を期待することができます。
スクラブといっしょ?と思われがちですが、小さな粒で摩擦の起きるスクラブと比べて、ピーリングは摩擦による刺激がありません。
とはいえ使用頻度ややり方には注意する必要があります。
ピーリングの主な効果
ピーリングは以下の肌トラブルに効果を期待できます。
- 毛穴の黒ずみ
- シミ
- くすみ
- 色素沈着
- ニキビ跡
- 毛穴の開き
ピーリングは不要な古い角質を取りのぞいてくれるので、肌のターンオーバーを整える効果が得られるんです。
そのため黒ずみやシミの原因となるメラニン色素の排出がうながされて、上記のような症状を改善していくことができます。
また、化粧水や美容液が肌に浸透しやすくなるなどのメリットも得られますよ。
ピーリングを自宅で手作りする方法
ではさっそくピーリングを自宅で手作りする方法とそのやり方について見ていきましょう。
クエン酸ピーリングの作り方&やり方
<材料>
クエン酸3㎎(美容用か食品用)
精製水30ml
<作り方>
クエン酸と精製水を1:10で混ぜ合わせたらできあがり。
<やり方>
1.クエン酸ピーリング剤をコットンにたっぷり染みこませる
2.肌の気になるところに乗せて30秒ほど放置する
3.しっかり水で洗い流す
重曹ピーリングの作り方&やり方
<材料>
重曹(食品用)
水
<作り方>
重曹と水をペースト状になるまで混ぜ合わせたらできあがり。
<やり方>
1.重曹ペーストを顔に塗る
2.そのまま10分ほど放置する
3.ぬるま湯でしっかりと洗い流す
シュガースクラブの作り方&やり方
<材料>
上白糖
オリーブオイル
<作り方>
上白糖とオリーブオイルを1:1の割合で混ぜ合わせたらできあがり。
<やり方>
1.顔を水でぬらす
2.スクラブを顔に塗りつけ、やさしくマッサージする
3.水である程度洗い流す
4.残りのオイルを洗顔料で洗い流す
乳酸ピーリングの作り方&やり方
<材料>
プレーンヨーグルト
<作り方>
プレーンヨーグルトを一晩水切りしたらできあがり。
<やり方>
1.水きりしたヨーグルトを肌に塗る
2.そのまま10分ほど放置する
3.しっかり洗い流す
ピーリングをするときの注意点
ここではピーリングをするときの注意点についてまとめています。
必ずパッチテストを行う
ピーリングを行う際はかならずパッチテストを行うようにしましょう。
手作りピーリングは添加物などが入っていないので刺激は少なめです。
それでもアレルギーを引き起こす可能性はあるので、まずはパッチテストで肌の反応を確認してから使うようにしてください。
肌のアフターケアを万全に行う
ピーリング後は、肌のアフターケアを万全に行ってあげましょう。
ピーリング直後の肌はとても敏感になっていて、紫外線ダメージにも弱い状態です。
保水、保湿をしっかり行い肌のバリア機能を補充してあげてください。
肌にダメージがあるときは控える
肌に傷がある時や日焼けをしている時はピーリングを控えましょう。
強い刺激に感じてしまったり、アレルギーを引き起こす恐れもあります。
できるだけ健康な状態の肌で使うようにしましょう。
ピーリングは週に1回程度にする
クエン酸ピーリングは週1回程度にとどめましょう。
ピーリングは何度も行うことで効果が高まるようなものではありません。
1回でも十分に効果が得られますし、肌への負担を考えると週に1回をおすすめします。
ピーリングの保存期間
手作りのピーリングは添加物が入っていないので保存期間は短いです。
そのためまとめて作り置きするのはおすすめできません。
冷蔵庫で保存したとしても1週間以内に使い切った方がいいでしょう。
まとめ
今回は、ピーリングを自宅で手作りする方法をご紹介しました。
ピーリングは肌のターンオーバーをうながして、シミや黒ずみ、ニキビなどの症状を改善する効果が期待できます。
ただしやり過ぎは厳禁です。適切な頻度で継続的に行うようにしましょう。
また、ピーリング後の肌はとても敏感なので、十分な保湿と紫外線対策をしてあげてくださいね。